医療と介護のトータル・ライフケア

医療法人田北会 田北病院

TOTAL LIFE CARE TAKITA HOSPITAL

0743-54-0112

田北病院は、来ただけでホッとできる、
地域のホームホスピタルです。
医療・介護・福祉について、お気軽にご相談ください。
作業療法 お問い合わせ:0743-54-0112 作業療法室や部屋(病室)、ご自宅で 明るく、楽しく、リラックスしながら 作業療法を「親切・丁寧・一生懸命」に指導します。

作業療法では、脳卒中や骨折、切断などのさまざまな病気やケガにより、生活に支障をきたしている方の身体や心の機能の維持・改善をはかります。また、日常生活動作(食事・排泄・更衣・入浴等)を円滑に行えるように援助・訓練を行います。排泄・入浴の訓練は実際のトイレ・風呂で実施します。また、その方個人が生活しやすいように手助けをする道具(自助具・装具)の作製・紹介や利き手交換も行います。さらに、歌・体操・玉入れ・風船バレーなどの遊びや創作を通して明るく、楽しく、リラックスした雰囲気で、さまざまな機能の回復・維持・開発を目指します。集団での楽しみながらの訓練では、精神活動も活発になり、普段は痛いといっている方がいつの間にか手が上がっているなど、高い成果があがっています。また、手の外科医の指導のもとに、手指や上肢の骨折や切断等のケガをされた患者さまに、日常生活復帰や職業復帰を促すハンドセラピーも実施しています。

入院患者さまと外来患者さまが対象です。

* 整形疾患の方
* 障害者の方
* 加齢などによる認知症・老年期障害などがある方

*訓練としては、在宅を目指した日常生活動作訓練を重視しています。
 
* 手や足の治療訓練を行います。手の外傷や手足の麻痺に対して輪投げ・ペグボード・セラプラスト(樹脂粘土)などを用いての筋力増強や、籠編み・貼り絵・お手玉・ビー玉・おはじきなどによる手先の細かな動きの練習を行います。また、運動療法・物理療法や、徒手的治療も行っています。
 
* 食事、着替え、排泄、入浴などの日常生活動作訓練を実際に行います。排泄・入浴の練習は実際にトイレ・風呂で行います。
 
* 利き手に障害を持つ患者さまには箸の使用や書字など、利き手を交換するための訓練を行います。
 
* 残された機能だけではどうしても行えない動作がある場合には、その動作を可能にするための道具(自助具)の考案・作製を行います。
 

歌、体操、ゲーム、玉入れ、風船バレーなどの軽スポーツを集団で楽しみながら行います。認知症の方も集団で楽しく活動することにより、精神活動も活発になります。また、普段は痛いといっている方がゲームなら積極的にでき、楽しいからいつのまにか手が上がっていたりするなど、効果的なアプローチも行っています。
   
従来はベッド上での生活が多くなりがちな入院生活でしたが、集団訓練等により、日常生活のリズムをつくるように努めています。また、コミュニケーションの場として精神活動面でも高い成果をあげています。
   

まずお一人ずつ診療録をつくり目標を決めます

作業療法を行う上で身体機能や精神機能、発達の状況、加齢による影響などを正しく知ることが、適切な治療を行うために重要になります。そのために、まず患者さまをよく理解させていただき、診療録を作成します。その過程で目標設定をして、訓練計画をたてます。内容は一人ひとりさまざまで、一つの輪投げでも、その患者さまに合わせて何通りもの使い方を工夫しています。

作業療法の目標

1.身体の機能面での目標
生活に必要な筋力、関節の動き、感覚機能などの維持・改善をはかりスムーズな動きや耐久性を獲得します。

2.脳機能面での目標
時間・周囲の状況の認識、記憶・計算・動作などの能力を獲得します。

3.心理面での目標
生活に対する意欲を維持し、不安を和らげ、精神的な安定をはかります。

4.日常生活面での目標
食事・着替え・排泄・入浴などの日常生活動作について、できない原因を評価し、一人ひとりに合った適切なやり方の指導、自助具・補装具の製作と指導を行います。

5.職業復帰への働きかけ
職業復帰のための身体機能、作業能力などを獲得します。

田北病院での作業療法の目標は家に帰って生活できること、そして家に帰れなくても満足して生活していただくことです。向上心を持っていただき、少しでも機能的な向上を果たして、笑顔で生活していただくことにあります。そのために、まず患者さまを知ること、患者さまの生活を知ることを第一に心がけています。

動かなくなった手足を少しでも動くようにすることも作業療法の目標の一つです。しかしそれだけではなく、患者さま一人ひとりが生活していくための問題を的確に評価し、いま動く部分を使って食事をしたり服を着替えたりできるように、具体的な方法を考えて指導します。障害を持った方の「障害」の部分にだけ注目するのではなく、常に患者さまの“できること”を評価し、障害を持って生活している「人と生活」のすべてを対象としています。

入院している方の生活は病室なので、そこで満足できる生活ができるように、部屋(病室)でも作業療法を行います。また、退院後は、外来で来ていただいたり、訪問リハビリテーションと綿密な連携をとって在宅で訓練していただいたりと、生活全般をトータルに捉えて支援しています。

また、必要な場合は補助する道具(自助具・補装具)を作製したり、福祉機器の利用や住宅改造などの指導や援助を実施します。障害を持つことによって生じる精神面での負担を軽減していくことも大切な目標です。

訓練そのものも楽しくありたいと考えています。「音楽がかかっていてリラックスできる」「落ち着いて、明るい」と患者さまがおっしゃってくれています。また、患者さま同士が机を囲んで話し合っている、困っていることも出し合っているなど、コミュニケーションを楽しんでいらっしゃいます。