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AED(自動体外式除細動器)について
田北会理事長(院長)
田北武彦
わが国では、年間に約10万人の方が突然死しております。その半数が心臓発作によるもので、今回は、発作で倒れて意識や呼吸のない方への対応についてお話ししたいと思います。
対応のポイントは3つ、(迅速な通報)(迅速な心臓マッサージ)(迅速なAED使用:自動体外式除細動器)です。居合わせた人は、まず速やかに、119番通報で救急車を要請し、次に意識がなく、心配停止の状態であれば、できるだけ早く、心臓マッサージを開始します。心臓マッサージ30回と人工呼吸2回、の繰り返しが基本ですが、最近の研究では、心臓マッサージだけでも効果があるとされています。複数の人がおられたら、一人が、心臓マッサージを行い、他の人はAEDがあれば取ってきます。
AEDは、音声ガイド付きの押しボタン式心臓救命装置で、使用は簡単です。心肺停止の人の胸2ヶ所に電極パットを貼ると、電気ショックが必要かどうかは、器械が自動的に判断しますので、指示が出たら、音声にあわせてボタンを押すだけです。不必要な場合に誤って押しても、作動しないように、安全装置が付いています。万博やマラソンの大会において、心臓マッサージやAEDのおかげで何人もの貴重な命が救われました。
AEDは現在、空港や、多くの公共施設などへの設置が進んでいます。人の目に着きやすい場所に設置されていますから、日ごろからチェックしておく心掛けも大切なことと思います。
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